第70回強磁場応用専門研究会

 磁気科学分野の成立以前から電気化学現象への磁場影響の研究において長らく第一線でご活躍されてこられ、今年度で東北大学を定年退官される茂木 巌先生と、高勾配磁気分離による水浄化技術の実用化に取り組んでこられ、昨年度で宇都宮大学を定年退官された酒井保藏先生にご講演いただけることになりました。お二人とも、これまでに取り組んでこられたご研究について総括的なお話をしていただける予定です。
できるだけじっくりとお話を伺い、議論するため、講演時間を長めにとっています。またとない機会ですので、是非、ご参加いただければと思います。

共 催:
低温工学・超電導学会2023年度 第3回 時空間変調磁場の制御と応用に関する調査研究会
日 時:
2024年3月7日(木)13:20~16:45
開催場所:
ハイブリッド開催
現地会場:大阪大学東京ブランチ (東京・日本橋) 912 会議室
(〒103-0023 東京都中央区日本橋本町2丁目3番11号 日本橋ライフサイエンスビルディング9階)
参加費:
無料

申し込み:
申込フォーム
参加ご希望の方は上記申込フォームからご登録ください。
Web参加の方には、追ってアクセス情報をご案内します。
*現地会場で参加申込受付は行いません。必ず参加登録をしてご参加ください。
世話人:
秋山庸子(阪大) yoko-ak_at_see.eng.osaka-u.ac.jp
廣田憲之(物材機構) hirota.noriyuki_at_nims.go.jp
諏訪雅頼 (阪大) msuwa@chem.sci.osaka-u.ac.jp
(_at_を@へ変更してください)

プログラム

13:20~13:30
はじめに
13:30~15:00
趣味の磁気科学研究35年

○茂木 巌 (東北大)

1988 年に東北大金研に赴任して程なく、磁気科学の研究に着手しました。それから35 年間、金研強磁場センターで、ほぼ趣味のように行なってきた磁気科学の研究の中から、下記のトピックスを中心に、研究の背景や閑談の類いを混じえてお話しできればと考えています。
・金属葉フラクタルパターン形成におよぼす磁場効果
・磁気浮上プロセッシングと熱対流の制御
・磁気電析によるキラル界面形成とキラル対称性の破れ

15:00~15:15
休憩
15:15~16:45
水の浄化技術に磁気分離を活用する可能性

○酒井保藏 (宇都宮大)

環境化学を専攻し、電気化学、生物工学、化学工学をベースに、1990 年頃から水処理技術への磁気分離による革新の可能性を研究してきました。この中から下記のとおり、磁気分離の長短、実用化に向けた研究戦略、超電導応用の可能性についてお話しさせて頂きます。
・水処理における課題と磁気分離の生かし方
・未来開拓磁気分離研究グループへの参画と実用化への挑戦
・超電導によるブレークスルーの道