共催 低温工学・超電導学会2018年度 第3回 磁場の多様性と利活用に関する調査研究会
応用物理学会 磁気科学研究会

今回は、磁気科学・磁場応用に関連する分野で長らく活躍されてこられた先生方の退職等の機会に合わせ、その長年のご経験についてお話しいただき、学ばせて頂く機会を設けました。今年度は千葉工業大学の飯野正昭先生がご退職されますので、これを機に、ご講演を頂けることになりました。飯野先生は東京大学大学院理学系研究科物理学専攻で学位を取得され、物理の深い素養を生体生理工学の分野で生かして、生体や生体分子の物理応答などの評価、ドラックデリバリーに基づくがんワクチンの開発などのご研究を行なってこられました。その中で、細胞膜機能の磁場応答についてのご研究などで、磁気科学分野にも大きく貢献されています。当日は、飯野先生がこれまでに取り組んでこられた物理学・医学・磁気科学・生命科学のご研究について振り返っていただける予定です。できるだけじっくりと議論するため、講演時間を長くとっています。またとない機会ですので、是非、ご参加いただければと思います。

日時:2019年3月28日(木) 14:00~16:00
場所: 大阪大学 東京ブランチ (東京・日本橋) 912会議室
(〒103-0023 東京都中央区日本橋本町二丁目3番11号 日本橋ライフサイエンスビルディング9階)
参加費: 無料

プログラム

14:00~16:00 私の物理学・医学・磁気科学・生命科学の研究を振り返って
飯野正昭 (千葉工業大)
約40年間の私の研究について、その時々の身の上話や裏話を交えて、簡単にお話しさせていただきます。多くの方々とは異なり、一つの分野を極めることもなく、様々な分野:物理学~医学~磁気科学~生命科学までを、渡り歩いてきた道のりと、その動機や成果について、発表論文をかいつまんで紹介させていただきます。分野としては、束縛電子の励起状態の研究~非束縛ノンバルク量子の励起状態の研究~微小循環・赤血球の生理学~赤血球の磁場効果~物理(磁場・応力・音場・浸透圧など)ストレスの生体・組織応答~キャリア赤血球の研究(その癌ワクチンへの応用)などと、多分野にわたり、時間があれば、直近の磁気関係の未発表データーなども示したいと思います。