共催 低温工学・超電導学会2018年度 第2回 磁場の多様性と利活用に関する調査研究会
応用物理学会 磁気科学研究会

今回は、福岡工業大学工学部生命環境化学科の久保裕也准教授にご講演を頂くことになりました。久保先生は、製鋼スラグ等に含まれる有用物質の分離・再利用に関するご研究に取り組んでいらっしゃいますが、物質により含まれる相が異なり、各相の磁気的性質にも違いがあることに着目され、高度な粉砕技術とともに磁気分離を適用することで金属製錬副産物の高度資源化を目指しておられます。オリジナリティの高いご研究は鉄鋼分野でも注目を集めており、今後の展開が期待されています。磁場のユーザーサイドからの話題提供として、当日はその現状や展望をご紹介いただける予定です。
できるだけじっくりと議論するため、講演時間を長くとっています。またとない機会ですので、是非、ご参加いただければと思います。

日時:2019年3月5日(火) 14:00~15:40
場所: 大阪大学大学院 工学研究科 M3棟4階会議室
(〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2-1)
参加費: 無料

プログラム

14:00~15:40 磁気分離と電気パルス粉砕を用いた金属製錬副産物の高度資源化
久保 裕也 (福岡工大)
金属製錬ではスラグ、使用済み耐火物、ダストなどの酸化物系の副産物が日々大量に発生している。これらの多くはセメントや路盤材などの土木資材に活用されているが、競合原料の増加、需要がない性状の副産物の蓄積などから削減が求められている。また、含まれているマンガン、リン、鉄などは付加価値の高い資源として分離、回収されてはいない。講演者は磁気分離と電気パルス粉砕を用いることで、これらの副産物に含まれる金属鉄以外の成分を含めた高度資源化を目指している。