第227回研究会/ 第67回化合物新磁性材料専門研究会
X線とレーザーの融合による磁性ダイナミクス
最近の物性物理学では,物質の静的な電子状態や磁気構造だけでなく,その非平衡・過渡状態における動的な性質が注目されています.その背景には,フェムト秒の領域を観測できる超短パルスレーザーやX線自由電子レーザーなどの実験手法の急速な発展があり,磁性体のスピンダイナミクス研究などで各分野間での連携が強く望まれています.本研究会では,X線,レーザー,理論などの立場から研究の最前線を6名の講師の方々に紹介いただきます.今後の非平衡・過渡状態における物性研究に向けた議論の場として貴重な機会と思われますので,多くの方のご参加をお待ちしております.
*研究会資料は、印刷準備でき次第、研究会予約購読者へ発送いたします。
*参加者には、PDFで研究会資料を配布、
「冊子を購入する」を選択された方には、研究会終了後に資料冊子を発送いたします。
- 日時:
- 2020年9月28日(月)13:30 ~ 18:00
- 場所:
- オンライン開催(Webex)
- 参加申込:
- 締め切りました
- 参加費:
- 無料(研究会資料予約購読者,学生)
3,000円(会員,賛助会員,協賛学会の会員)、6,000円(非会員) - 資料代:
- 2,000円(会員,賛助会員,協賛学会の会員,学生)、4,000円(非会員)
- *参加費・資料代は消費税込み金額です
一度受け付けた参加費は返却いたしません - 支払方法:
- PayPal(クレジットカード決済)または 銀行振り込み
*PayPalを選択:登録のメールアドレスへ請求書をお送りいたします。
PayPal(クレジットカード決済)メール請求書の決済手順
*銀行振り込みを選択:下記口座まで参加費をお振込みください。銀行振込 三菱UFJ銀行 神保町支店
(店番013)普通預金2259640口座名義 公益社団法人 日本磁気学会 - 支払期限:
- 9月25日(金)15時
- 共催:
- 日本学術振興会・新学術領域「量子液晶の物性科学」
- 協賛:
- 応用物理学会,日本物理学会,日本放射光学会,
IEEE MAG-33 Sendai/ Tokyo/ Shin-Etsu/ Nagoya/ Kansai/ Fukuoka Chapters(予定) - 問い合わせ先:
- 日本磁気学会事務局 TEL:03-5281-0106
- オーガナイザ:
- 近松 彰(東大),和達大樹(兵県大)(五十音順)
事前の申し込み、参加費の支払いが必要です。
参加費のお支払を確認後、会場URLをご案内いたしますので、お早めにお申し込みください。
参加費のお支払を確認後、会場URLをご案内いたしますので、お早めにお申し込みください。
- プログラム
座長:近松 彰(東大)
- 13:30 – 13:40
- はじめに
○和達大樹(兵県大)
- 13:40 – 14:20
- SPring-8 BL07LSUとSACLAを用いた光誘起磁気ダイナミクスの時間分解測定
○山本航平(分子研)
- 14:20 – 15:00
- 量子井戸状態により発現するPd, Pt超薄膜の強磁性とその制御
○櫻木俊輔(MRA,東大)
- 15:00 – 15:40
- マルチフェロイクスにおけるテラヘルツ帯の電気磁気応答
○高橋陽太郎(東大)
- 休憩(20分)
座長:和達大樹(兵県大)
- 16:00 – 16:40
- 反強磁性体の超高速分光
○佐藤琢哉(東工大)
- 16:40 – 17:20
- 赤外光源を用いたコヒーレント軟X線パルス発生とフェムト秒吸収分光への応用
○石井順久(量研)
- 17:20 – 18:00
- 磁性体における多彩なレーザー駆動高速物性制御法の提案
○佐藤正寛(茨城大)
当学会では,研究会でのビデオ・写真撮影および録音はご遠慮いただいております.