第8回 岩崎コンファレンス

「Society 5.0を支える磁性材料・デバイスの最先端」

公益社団法人日本磁気学会では、岩崎俊一名誉会員の2010年日本国際賞受賞(タイトル:「垂直磁気記録方式の開発による高密度磁気記録技術への貢献」)を記念して賜った寄付に基づき、「岩崎コンファレンス」を開催しております。このコンファレンスは、磁気に関する科学と技術の開拓と深化、更にその社会統合について議論し、我が国の学術と産業の発展に資するための会議として開催しています。今までに7回開催しており、各回とも多くの方々のご参加とご好評を得ております。
第8回岩崎コンファレンスでは、「Society 5.0を支える磁性材料・デバイスの最先端」をテーマに開催いたします。Society 5.0における磁性材料・デバイスが果たす役割については、非常に重要であるにも関わらず、一般的にはそれほど注目されていないのが現状となっております。本会議では、Society 5.0のサイバー空間を司るサーバ向け大容量ハードディスク、フィジカル空間におけるIoT端末等で利用される高周波用軟磁性材料・デバイス、並びにその評価装置について、分野を代表する講師の先生方より最先端の研究成果を紹介していただきます。なお、学生会員の皆様には、早期申し込み割引をご用意しましたので是非ご利用ください。

日 時:
2022年12月5日(月)~ 6日(火)
形 態:
会場でのオンサイト開催とオンライン(zoom)併用
会 場:
東北大学電気通信研究所6階 大会議室M601
https://www.riec.tohoku.ac.jp/ja/top/access/
主 催:
公益社団法人 日本磁気学会
協 賛:
応用物理学会、電気学会、日本金属学会(予定)
定 員:
会場30名程度、オンライン70名程度
参加費:
正,賛助会員,協賛学会員:10,000円、学生:5,000円、非会員:15,000円(消費税込)
学生会員については先着30名限定で1000円
*資料代金を含む

参加申込:
締め切りました
支払方法:
PayPal(クレジットカード決済)または銀行振り込み
*PayPalを選択:登録のメールアドレスへ請求書をお送りいたします。
PayPal(クレジットカード決済)メール請求書の決済手順
*銀行振り込みを選択:下記口座まで参加費をお振込みください。
振込先:
三菱UFJ銀行 神保町支店(店番013)普通預金2259640
名義 公益社団法人日本磁気学会
*参加者名と異なる名義でお支払いの際は、どなたの参加費かを必ず電子メールにてお知らせください。
*参加費のお支払いが確認できた方につきましては、冊子資料を送付いたします。(11月末予定)

申込締切・支払期限:
2022年11月25日(金)
問い合わせ先:
公益社団法人 日本磁気学会 事務局
e-mail. msj_at_bj.wakwak.com(_at_ は @ にしてご使用ください。)

プログラム

◎第1日目(2022年12月5日(月))
13:00~13:10
開会挨拶

日本磁気学会会長 杉本 諭(東北大学)

13:10~13:30
記念講演「豊かな社会のために-情報技術と社会文化-」

岩崎俊一(東北工業大学名誉理事長)

「ハードディスク」
座長:齋藤秀和(産業技術総合研究所)
13:30~14:15
基調講演Ⅰ「超高密度FePt熱アシスト磁気記録媒体の開発と展望」

高橋有紀子(MSJフェロー、物質・材料研究機構)

休憩(10分)

14:25~15:00
招待講演I 「高周波アシスト磁気記録技術」

高岸雅幸(東芝)

15:00~15:35
招待講演II 「3次元磁気記録」

Simon Greaves(東北大学)

休憩(10分)
15:45~16:20
招待講演III 「大容量HDD向けガラス基板」

江田伸二(HOYA)

16:20~16:55
招待講演IV 「HDD再生ヘッド技術の将来展望」

中谷友也(物質・材料研究機構)

◎第2日目(2022年12月6日(火))
(ハードディスクセッション続き)
座長:田丸慎吾(産業技術総合研究所)
9:30~10:15
特別講演I 「Heat Assisted Magnetic Recording (HAMR) – plasmonics and nano-magnetism for next generation hard disk drive technology」

Jan-Ulrich Thiele(Seagate)

休憩(10分)
「高周波用軟磁性材料・デバイス」
10:25~11:10
基調講演II 「高周波磁気デバイス用軟磁性材料および評価法の開発」

遠藤 恭(東北大学)

11:10~11:45
招待講演V 「人工材料を用いる電波吸収体・遮蔽材・透過材」

山本真一郎(兵庫県立大学)

昼食(75分)
13:00~13:35
招待講演VI 「超軽量電磁波遮蔽材料・吸収材料の開発」

伊藤 彰(パナソニックインダストリー)

13:35~14:10
招待講演VII 「Beyond MHz磁心材料の開発とインダクタ/トランスへの適用、ならびにDC-DCコンバータへの実装」

佐藤敏郎(信州大学)

休憩(10分)
「高周波特性評価装置」
座長:遠藤 恭(東北大学)
14:20~14:55
招待講演VIII 「330GHzまでの誘電率測定」

柳本吉之(EMラボ)

14:55~15:30
招待講演IX 「Society 5.0に向けた高周波・高感度磁化測定技術の開発と今後の展開」

田丸慎吾(産業技術総合研究所)

15:30~16:05
招待講演X 「マイクロストリップ型プローブによる広帯域、高感度透磁率および誘電率評価装置の開発」

薮上 信(東北大学)

16:05~16:10
閉会挨拶

齋藤秀和(岩崎コンファレンス実行委員長 産業技術総合研究所)

第8回岩崎コンファレンス実行委員会

実行委員長:
齋藤秀和(産業技術総合研究所)
実行副委員長:
湯浅裕美(九州大学)
委員:
赤城文子(工学院大学)、遠藤 恭 (東北大学)、高橋有紀子(物質・材料研究機構)、薮上 信(東北大学)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です