http://www.toshiba.co.jp/about/press/2004_12/pr_j1401.htm
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2005_05/pr_j1601.htm
http://www.hitachigst.com/portal/site/jp/ (プレスリリース))
タイトル:
世界初、垂直磁気記録HDDを搭載したHDDオーディオプレイヤーが発売。
概要:
 東芝は世界初、垂直磁気記録HDDを搭載したHDDオーディオプレイヤーを6月下旬に発売する。日立グローバルストレージテクノロジーズは、2005年中に2.5型HDDの製品化を予定している。
本文:
 東芝は世界初、垂直磁気記録HDDを搭載したHDDオーディオプレイヤーを6月下旬に発売する。このHDDの記憶容量は40ギガバイトであり、音楽データを約1万曲保存することができる。これは2004年12月に発表した記録密度133ギガビット/平方インチの1.8型HDDを用いていると思われるが、高密度記録である垂直磁気記録方式を用いることでHDDの厚さは5mmとなり、従来の40ギガバイト品に比べ3mm薄くすることができたようだ。
 一方、日立グローバルストレージテクノロジーズは、垂直磁気記録を用いて230ギガビット/平方インチの面記録密度を実現したと発表。垂直磁気記録製品を搭載した製品の導入は、200ギガビット/平方インチを超える領域からとしており、2005年中にノートPC等に使われている2.5型HDDの製品化を予定している。
 垂直磁気記録は1970年代に東北大学の岩崎教授(現、東北工業大学学長)により提案された。磁気ビットをディスク面に対し垂直に配置することで、高密度記録に適していると言われてきたが、予想以上に面内磁気記録が進展したために実用化が遅れてきた。しかし提案から約30年が経ち垂直磁気記録HDDが製品化されることとなり、今後も様々な製品への展開が期待される。

(日本電気 末光克己)