第80回強磁場応用専門研究会

磁気力制御技術の開発とその応用 ―テーマ設定とその背景―

本年3月に福井工業大学を退職された、大阪大学名誉教授で福井工業大学非常勤講師の西嶋茂宏先生にご講演いただけることになりました。できるだけじっくりとお話を伺い、議論するため、講演時間を長めにとっています。またとない機会ですので、是非、ご参加いただければと思います。

共 催:
2025年度 第1回 多様な磁場発生手法とその応用に関する調査研究会、応用物理学会 磁気科学研究会
日 時:
2025年7月24日(木) 13:20~15:00
開催場所:
ハイブリッド開催
現地会場:大阪大学大学院 工学研究科 A1棟111号室
(〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2-1)
参加費:
無料

申し込み:
申込フォーム
参加ご希望の方は上記申込フォームからご登録ください。
Web参加の方には、追ってアクセス情報をご案内します。
*現地会場で参加申込受付は行いません。必ず参加登録をしてご参加ください。
世話人:
秋山庸子 (阪大) yoko-ak_at_see.eng.osaka-u.ac.jp
池添泰弘 (日工大) y.ikezoe_at_nit.ac.jp
諏訪雅頼 (阪大) msuwa_at_chem.sci.osaka-u.ac.jp
廣田憲之 (NIMS) hirota.noriyuki_at_nims.go.jp
堀井 滋 (京都先端大) horii.shigeru_at_kuas.ac.jp
三島史人 (福井工大) f-mishim_at_fukui-ut.ac.jp
(_at_を@へ変更してください)

プログラム

13:20~15:00
磁気力制御技術の開発とその応用 ―テーマ設定とその背景―

○西嶋茂宏 (阪大・福井工大)

福井工業大学で実施してきた磁気力制御の研究を紹介するとともに、所属する組織によってその研究体制や研究テーマが変化してきたことを背景も交えて紹介する。
福井工業大学で実施した研究テーマは、磁気力を用いたマイクロプラスチックの分離技術、原子力プラントにおけるクラッド材の分離技術の研究である。まず、これら研究の社会的背景や技術について紹介する。
続いて、講演者の研究テーマの変遷について触れる。演者は、国立大学附置研究所、国立大学、私立大学と所属を変えてきた。それぞれの組織で求められるものが異なっていたため、そのテーマ設定あるいは研究に対する考え方も変化してきた。そこに触れつつ、いままでの研究についても簡単に紹介し、研究テーマの変遷を概観する。
さらに、講演者の磁気力制御に対する基本姿勢について紹介する。さらに時間があれば、磁気力制御以外の研究テーマについても、磁気力制御技術との関連性についても紹介する。