応用物理学会・磁気科学研究会、低温工学・超電導学会
「磁場の多様性と利活用に関する調査研究会」共催

近年の低温工学・超電導技術の進展により、物理・化学・生物学・医学・薬学・工学などの幅広い分野へ高磁場環境が普及したことで、磁場に対して多様なニーズが生みだされるようになりました。これを受けて高磁場発生環境も時間的・空間的な多様化が進み、さらなる磁場の普及に寄与するという相乗効果が生み出されています。
第39回専門研究会では、低温工学・超電導学会2016年度第2回 磁場の多様性と利活用に関する調査研究会及び応用物理学会 磁気科学研究会との共催で、磁場応用に関連する分野で長らく活躍されてこられた方の退職等の機会に合わせ、その長年のご経験についてお話しいただき、学ばせて頂く機会を設けました。このたび、西嶋茂宏先生が大阪大学大学院をご退職されますので、これを機に西嶋先生のこれまでのご研究についてお話しいただくこととしました。できるだけじっくりと議論するため、講演時間を長くとっています。またとない機会ですので、是非、ご参加いただければと思います。

日時:2017年3月21日(火) 14:00~16:00
場所: 大阪大学東京ブランチ(日本橋)912会議室
    (東京都中央区日本橋本町二丁目3番11号 日本橋ライフサイエンスビルディング9階)
参加費: 無料

プログラム

14:00~16:00 超電導機器社会実装への挑戦
西嶋茂宏(阪大)

報告者が開発してきた超電導機器あるいはそれらに使用される先進材料の、社会実装の試みについて報告する。それらの成功例や失敗例について紹介しつつ、それらから浮かび上がってきた問題点について整理する。また、大学の立場から見た社会実装に係る困難とそれらのブレークスルーの可能性について言及する。(開発例:超伝導加速器絶縁支持材、FRPクライオスタット、耐放射線性絶縁材料、太陽電池加工スラリーの再生装置、製紙工場排水処理装置、MDDS、ドラム缶排水処理装置、セリア再生装置、火力発電給水系からのスケール除去装置、汚染土壌減容化処理装置 等)