第250回研究会

次世代ナノテクノロジーを担う磁性理論・計算の新展開

近年,ナノテクノロジーは量子力学に基づいた物質科学の学術研究の枠を超えて,産業社会の発展や社会問題の解決をもたらす革新的な基盤技術として飛躍的に重要性を増しています.磁性分野においても,ナノ構造が織りなす多彩な物理現象を応用した新機能材料や新規デバイスの研究開発が精力的に進められています.本研究会では,次世代ナノテクノロジーを担う磁性理論・計算に関する研究に焦点を当て,関連する分野でご活躍の研究者から最先端の研究動向や将来展望などについて講演していただきます.多くの方のご参加をお待ちしております.

*10月7日までに参加登録・参加費支払いをされた参加者には、PDF版の研究会資料を配布,
「冊子を購入する」を選択された方には,研究会終了後に資料冊子を発送いたします.
*現地会場では現金のみ参加受付いたしますが,PDF版資料のお渡しはありません.

日時:
2024年10月9日(水)13:00 ~ 17:30
場所:
ハイブリッド形式 (現地会場およびZoom開催)
現地会場:ワイム御茶ノ水Room E
(東京都千代田区神田駿河台2-1-20 お茶の水ユニオンビル4F)
参加申込:
締め切りました
参加費(PDF版資料代含む):
無料(研究会資料予約購読者,学生)
3,000円(会員,賛助会員,協賛学会の会員)、6,000円(非会員)
冊子資料:
2,000円(会員,賛助会員,協賛学会の会員,学生)、4,000円(非会員)
*参加費・資料代は消費税込み金額です
一度受け付けた参加費は返却いたしません
支払方法:
PayPal(クレジットカード決済)または 銀行振り込み
*PayPalを選択:登録のメールアドレスへ請求書をお送りいたします.
PayPal(クレジットカード決済)メール請求書の決済手順
*銀行振り込みを選択:下記口座まで参加費をお振込みください.

銀行振込 三菱UFJ銀行 神保町支店
(店番013)普通預金2259640
口座名義 公益社団法人 日本磁気学会
申込・支払期限:
2024年10月7日(月)

応用物理学会,日本物理学会,日本化学会,日本シミュレーション学会,電子情報通信学会
問い合わせ先:
日本磁気学会事務局 TEL:03-5281-0106
オーガナイザ:
梅津信之(キオクシア),岡林 潤(東大),梶並佳朋(大同特殊鋼),畑中大樹(NTT)
できるだけ事前の参加申し込みをお願いいたします.
オンライン参加希望の方には、参加費のお支払を確認後、会場URLをご案内いたしますのでお早めにお申し込みください.
プログラム

座長:畑中大樹 (NTT)

13:00 – 13:35
ナノ構造磁性体における創発インダクタンス

○家田淳一(原子力機構)

13:35 – 14:10
表面音波の回転と磁化ダイナミクス

○山本 慧(原子力機構,理研)

14:10 – 14:45
スピン伝導と磁化ダイナミクスの理論研究

○谷口知大(産総研)

休憩(15分)
座長:岡林 潤(東大)
15:00 – 15:35
多極子理論を用いた機能性反強磁性体の開拓

○速水 賢(北大)

15:35 – 16:10
量子アニーリングと機械学習を活用したスピントロニクス材料の理論的探索の試み

○名和憲嗣(三重大)

休憩(10分)
座長:梶並佳朋(大同特殊鋼)
16:20 – 16:55
多ビット磁気メモリに向けた一方向電流による強磁性ナノ柱の磁区制御

○本多周太(関西大)

16:55 – 17:30
原子論を基礎としたスピンモデルによる永久磁石の磁気特性の研究

○西野正理(NIMS)

当学会では,研究会でのビデオ・写真撮影および録音はご遠慮いただいております.

 

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