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エネルギーマグネティックス専門研究会

「研究会の目的」

本専門研究会は、エネルギーと資源問題が重大化する中で、モータの効率化と小型化による希少金属の省資源化が強く求められている。
モータは半導体技術の進歩を背景に、高周波駆動型のインバータモータおよび高保磁力の希土類磁石を使ったIPMモータが発明されて、高効率化、高速回転化、小型化さらには3次元デザイン化が進んでいる。その中で、希土類磁石の自己発熱問題、ボンド磁石の角形比の問題、ヨーク材料の高周波損失問題など大きな障害となってきており、既存の磁性材料の高周波特性の改善が急務となっている。
本研究会では、高周波特性に優れた磁石と磁性材料の研究およびそれを使った高速回転型モータの効率改善と小型化に関する研究を行う。

主な研究内容は、

  1. 磁石の高周波特性の試験装置と評価方法の確立 とくにNd焼結磁石とボンド磁石の比較
  2. 高周波磁界の下での保磁力機構の解明 特に静磁界の下での保磁力機構との比較
    マイクロマグネティクスによる単軸粒子タイプ磁石とNd焼結磁石における逆磁区発生と伝番メカニズムの違いの解明
      *高周波磁界の下ではスピンは歳差運動をしており磁壁の移動が容易になると考えられる
  3. 磁性材料の高周波損失特性(100KHz+大電力)に関する研究とデータベース化
    特にナノ結晶材料の評価
  4. 高速回転タイプの標準モータの設計
    小型(300W)、高出力(1Kw)、大出力(100Kw )