48.01

分野:
磁気記録
タイトル:
富士電機がHDD向けECC媒体を量産開始
出典:
日経BP
 
概要:
 富士電機デバイステクノロジーは、ECC媒体と呼ばれるハードディスクの量産を2008年9月ごろから開始する。ECC媒体でさらなる記録密度の向上を狙う。
本文:
 富士電機デバイステクノロジーは、ECC(Exchange-coupled composite)媒体と呼ばれるハードディスクの量産に着手、まずは記録容量250Gバイトの2.5インチディスクで量産予定。2年後には、出荷枚数の90%程度をECC媒体にする予定。ECC媒体は3層構造の記録層を用いた既存の垂直媒体を改良したもので、現行品と同じ連続記録媒体。硬磁性層、交換結合制御層、軟磁性層で構成し、磁性層間を交換結合させる。この構造を採用することにより、熱擾乱定数向上による記録データの長期安定性、Hc低減による記録のしやすさを両立することが可能となる。現在では、研究レベルで500Gビット/in2まで達成している。 

(東芝 甲斐正)