第81回強磁場応用専門研究会
非一様磁場に対する非球状磁性粒子分散系の捕捉特性(ブラウン動力学シミュレーション)
本年 3 月に秋田県立大学で学位を取得された公立諏訪東京理科大の山ノ内雄渉先生にブラウン動力学シミュレーションによる非一様磁場下における流体中の粒子挙動についてのご研究を紹介いただきます。
- 共 催:
- 2025年度 第2回 多様な磁場発生手法とその応用に関する調査研究会、応用物理学会 磁気科学研究会
- 日 時:
- 2025年9月25日(木) 14:00~15:30
- 開催場所:
- ハイブリッド開催
現地会場:大阪大学東京ブランチ 913会議室
(〒103-0023 東京都中央区日本橋本町二丁目3番11号 日本橋ライフサイエンスビルディング9階) - 参加費:
- 無料
- 申し込み:
- 申込フォーム
参加ご希望の方は上記申込フォームからご登録ください。
Web参加の方には、追ってアクセス情報をご案内します。
*現地会場で参加申込受付は行いません。必ず参加登録をしてご参加ください。 - 世話人:
- 秋山庸子 (阪大) yoko-ak_at_see.eng.osaka-u.ac.jp
池添泰弘 (日工大) y.ikezoe_at_nit.ac.jp
諏訪雅頼 (阪大) msuwa_at_chem.sci.osaka-u.ac.jp
廣田憲之 (NIMS) hirota.noriyuki_at_nims.go.jp
堀井 滋 (京都先端大) horii.shigeru_at_kuas.ac.jp
三島史人 (福井工大) f-mishim_at_fukui-ut.ac.jp
(_at_を@へ変更してください)
プログラム
- 14:00~15:30
- 非一様磁場に対する非球状磁性粒子分散系の捕捉特性(ブラウン動力学シミュレーション)
○山ノ内雄渉 (諏訪東京理科大)
磁性粒子サスペンションに対して非一様磁場を印加した場合,母液中の磁性粒子が印加磁場の発生源となる磁石周辺に引き付けられる.磁場勾配に起因する磁気力により磁性粒子が引き付けられる現象を利用し,汚濁液体中の透視度改善技術,工業廃水の浄化技術および磁気誘導型 drug deliveryへの応用を目指した研究が遂行されている.しかしながら,上記の研究の多くは球状磁性粒子を対象としており,幾何学的形状を有する非球状磁性粒子を対象とした研究は少ない.本講演では,非一様磁場が印加された円管内を流れる非球状磁性粒子の捕捉特性についてブラウン動力学シミュレーションにより得られた結果を報告する.