第256回研究会

交代磁性体に関する研究の最近の進展

強磁性体や反強磁性体と並ぶ第三の磁性体として交代(交替)磁性体が近年注目を集めています.交代磁性体は正味磁化がほぼゼロで漏洩磁場が小さいにもかかわらず,磁気モーメントの配列の特異性により強磁性体と同様に磁気モーメントの操作やその方向の検出ができることから,超高密度・超高速な磁気記録などへの活用が期待されています.本研究会では,交代磁性体に関連する分野でご活躍の6名の先生をお招きし,理論や実験など様々な観点から,最近の進展や研究動向について講演していただきます.多くの方のご参加をお待ちしております.

*10月16日 10:00までに参加登録・参加費支払いをされた参加者には、PDF版の研究会資料を配布,
「冊子を購入する」を選択された方には,研究会終了後に資料冊子を発送いたします.
*現地会場では現金のみ参加受付いたしますが,PDF版資料のお渡しはありません.

日時:
2025年10月16日(木)13:00 ~ 17:20
場所:
ハイブリッド開催 (現地会場およびZoom開催)
現地会場:ワイム貸会議室御茶ノ水 Room E
(東京都千代田区神田駿河台2-1-20 御茶ノ水安田ビル4F)
参加申込:
申込フォーム
現地会場で参加受付も可能ですが,現金のみの支払いになります.出来るだけ事前申込をお願いいたします.
参加費(PDF版資料代含む):
無料(研究会資料予約購読者,学生)
3,000円(会員,賛助会員,協賛学会の会員)、6,000円(非会員)
冊子資料:
2,000円(会員,賛助会員,協賛学会の会員,学生)、4,000円(非会員)
*参加費・資料代は消費税込み金額です
一度受け付けた参加費は返却いたしません
支払方法:
PayPal(クレジットカード決済)または 銀行振り込み
*PayPalを選択:登録のメールアドレスへ請求書をお送りいたします.
PayPal(クレジットカード決済)メール請求書の決済手順
*銀行振り込みを選択:下記口座まで参加費をお振込みください.

銀行振込 三菱UFJ銀行 神保町支店
(店番013)普通預金2259640
口座名義 公益社団法人 日本磁気学会

協賛:
応用物理学会,電気学会,日本物理学会, 日本放射光学会, 日本金属学会, IEEE MAG-33 Sendai/Tokyo/Shin-Etsu/Nagoya/Kansai-Shikoku/Fukuoka Chapters
問い合わせ先:
日本磁気学会事務局 TEL:03-5281-0106
オーガナイザ:
田中雅章(名工大),山田章悟(TDK),李 松田(QST)(五十音順)
できるだけ事前の参加申し込みをお願いいたします.
オンライン参加希望の方には、参加費のお支払を確認後、会場URLをご案内いたしますのでお早めにお申し込みください.
プログラム

座長:李 松田(QST)

13:00 – 13:40
交替磁性体の電子状態と交差相関

○中 惇(東京電機大)

13:40 – 14:20
X線磁気円二色性で探る交替磁性体

○播木 敦(大阪公大)

14:20 – 15:00
X線磁気線二色性によるRuO2の交代磁性の検出

○岡林 潤(東大)

休憩(20分)
座長:山田章悟(TDK)
15:20 – 16:00
MnTe薄膜の磁化特性および電子状態の基板依存性

○平原 徹(東京科学大)

16:00 – 16:40
交替磁性に基づくスピン輸送現象

○輕部修太郎(京大)

16:40 – 17:20
交代磁性体の新物質開拓

○高木里奈(東大)

当学会では,研究会でのビデオ・写真撮影および録音はご遠慮いただいております.