MSJ 日本磁気学会


	日本磁気学会第188回研究会

「高周波電磁界活用の最前線」

　高周波電磁界は近年の共鳴型非接触給電やスピントロニクスにおける新たな高周波技術の発見というシーズと，IT機器の高速化や共鳴型非接触給電などのニーズの増大によって注目を集めています．高周波電磁界の分野は古くて新しい技術分野です．トランスなどに使用される数ｋHz～MHzの帯域から，強磁性体が共鳴を起こすGHzまで幅広く，使用する周波数領域によって使われ方が異なるため，ファラデーの電磁誘導の発見に始まる電磁界の技術は時代の変化に伴って，より高周波領域へと広がってきました．本研究会では，高周波電磁界におけるそれぞれの分野で活躍されている方々にご講演頂き，活発な議論をしたいと思っています．　多くの方のご参加をお待ちしております．

日時：	2013年1月31日（木）　13:00 ～ 16:50
場所：	中央大学駿河台記念館　620号室（東京都千代田区神田駿河台3-11-5） TEL：03-3292-3111　（記念館事務室） URL：http://www.chuo-u.ac.jp/chuo-u/access/access_surugadai_j.html
参加費：	無料（研究会資料年間講読者、学生） 2,000円（会員、協賛会員） 4,000円（非会員）
資料代：	1,000円（会員、協賛会員、非会員、学生）
協賛：	IEEE Magnetic Society Japan Chapter，応用物理学会，電子情報通信学会, 電気学会, 日本金属学会
問合せ先：	日本磁気学会事務局　TEL:03-5281-0106 URL：http://www.magnetics.jp/seminar/topical/188.html
オーガナイザ：	芦澤好人（日大），佐々木智生（TDK），夏井昭長（パナソニック）

プログラム：
座長：佐々木智生（TDK）

13:00-13:30	「電場を用いた高速磁化反転」塩田陽一, 野崎隆行, Frederic Bonell, 三輪真嗣, 水落憲和, 新庄輝也, 鈴木義茂　（阪大）
13:30-14:00	「スピントルク発振素子型磁気ヘッドによる高密度磁気記録」佐藤利江　（東芝）
14:00-14:30	「高出力マイクロ波による強磁性共鳴を利用したCoCrPtグラニュラー膜の磁化反転」能崎幸雄1，石田尚子1，添野佳一2，関口康爾1　（1慶大，2TDK）
14:30-15:00	「高周波磁気力顕微鏡の開発」遠藤　恭，山口正洋　（東北大）

休憩（20分）
座長：芦澤好人（日大）

15:20-15:50	「モバイル機器・医療機器における非接触電力伝送」松木英敏，田倉哲也，佐藤文博　（東北大）
15:50-16:20	「多様に進化する磁気結合給電の出力推定に有効な等価回路」安倍秀明　（パナソニック）
16:20-16:50	「ＥＶにおけるワイヤレス給電の最近の動向」高橋俊輔　（昭和飛行機工業）

当学会では、研究会でのビデオ・写真撮影および録音をご遠慮いただいております。