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日本磁気学会第166回研究会
環境・省エネルギー問題に資する磁気関連技術
〜解決に向けて「磁気」ができることは何か?〜


 「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第4次評価報告書 第1作業部会報告書(自然科学的根拠)の公表について」(平成19年2月2日 文部科学省,経済産業省,気象庁,環境省)は、気候システムに温暖化が起きていると断定し、人為起源の温室効果ガスの増加が温暖化の原因であることもほぼ確実なことと指摘している。また、破壊的結末を防ぐために科学技術が何をすべきかが真剣に問われ多数の科学技術政策が打ち出されると共に、私たちの身の回りでもリサイクル活動や省エネ運動が盛んになってきた。一方、研究開発上重要で持続的に取り組まなければならない課題が、鉱工業資源、エネルギー、食糧・水の確保にあることには変わりなく、環境問題だけに目を奪われてはならない。
 本研究会では、この地球規模の問題解決に向け、「磁気」の研究にたずさわる私たちに何ができるかを考える機会を提供する。省エネ型情報機器、電力エネルギー貯蔵、そして汚染物除去をはじめ、日本磁気学会の関係する科学技術は、特に、環境・省エネルギー問題の解決に向けてさまざまな形で貢献できるはずである。会員の皆様には、多数のご参加下さいますようお願い致します。
 
日時: 2009年5月22日(金) 13:00〜17:40
場所: 中央大学駿河台記念館670号室
東京都千代田区神田駿河台3-11-5 (JR・御茶ノ水、東京メトロ・新御茶ノ水駅より徒歩3分)
TEL: 03-3292-3111(記念館事務室)
協賛: (依頼中)IEEE Mag. Soc. Japan Chapter、日本磁気科学会、応用物理学会、日本物理学会、電気学会、日本金属学会、電気情報通信学会
参加費: 無料(年間講読者、学生)
2,000円(会員、協賛会員)
4,000円(非会員)
資料代: 1,000円(会員、協賛会員、非会員、学生)
問合せ先: 日本磁気学会事務局
Tel: 03-5281-0106
オーガナイザ: 秋永広幸(産総研)、鈴木哲広(NEC)、村岡俊作(パナソニック)

プログラム:
座長:村岡俊作(パナソニック)
13:00-13:40 省電力に貢献する次世代不揮発メモリMRAM
石綿延行(NEC)
13:40-14:20 省エネ型 情報通信システム及び情報民生機器におけるHDDの役割
出来 浩(日立GST)
14:20-15:00 希土類磁石による高効率小型モータの最近の例
山下文敏(ミネベア)
休憩 15:00-15:20
座長:鈴木哲広(NEC)
15:20-16:00 磁気による電力貯蔵と冷凍技術
平野直樹(中部電力)
16:00-16:40 環境水の磁気分離浄化技術の開発
佐保典英(日立製作所)
16:40-17:40 低炭素社会の実現に向けて
甲斐沼美紀子(国立環境研究所)
当学会では、研究会でのビデオ・写真撮影及び録音は遠慮いただいております。