国際・国内会議カレンダー l サイトマップ l お問い合わせ 
ホーム 学術講演会 研究会等 学会誌 情報コーナー 会員サービス 入会案内
研究会
過去の研究会 (一覧)
研究会資料投稿規程
研究会資料原稿の書き方
日本磁気学会第164回研究会
第29回ナノバイオ磁気工学専門研究会
「磁性ナノ粒子の検出とバイオメディカル応用」

 磁性ナノ粒子のバイオメディカル応用として、基礎から臨床まで広域に渡る研究開発が益々活発に行われています。肝臓癌検査用のMRI造影剤は、磁性ナノ粒子を体内で使用しているものです。一方、生体外での利用としては、生体分子などの分離・検出技術が実用化されています。
 本研究会では、磁性ナノ粒子の検出をキーワードに、最新の研究を紹介して頂きます。体内の特定位置に局在させた磁性ナノ粒子を検出できれば、診断技術として有用であり、このためには高感度な磁界検出が必要になります。生体外での磁性ナノ粒子の検出も、オンチップで診断を行う技術などとして期待されます。また、細胞の活動に起因する微弱磁界を検出する試みも報告されています。
 磁性ナノ粒子のバイオメディカル応用に関連する研究開発のトレンドと今後の展望を討論する機会として、多くの方々のご参加をお待ちしております。
 
日時: 2009年2月3日(火)13:00〜17:00
場所: 東京工業大学 大岡山キャンパス 西8号館10階会議室
(東急目黒線・大井町線、大岡山駅下車徒歩5分)
共催: IEEE Mag. Soc. Japan Chapter
協賛: 応用物理学会、電気学会、日本金属学会、粉体粉末冶金協会、 日本セラミックス協会、ナノ学会、日本ハイパーサーミア学会、日本生体磁気学会、 日本磁気科学会、日本生体医学工学会、磁性流体研究連絡会
参加費: 無料(年間講読者、学生)
2,000円(会員、協賛会員)
4,000円(非会員)
資料代: 1,000円(会員、協賛会員、非会員、学生)
問合せ先: 日本磁気学会事務局
Tel: 03-5281-0106
オーガナイザ: 阿部正紀(東工大)、竹村泰司(横国大)、中川貴(東工大)、野田紘憙(和歌山大)、 半田 宏(東工大)

プログラム:
座長:竹村泰司(横国大)
13:00-13:45 磁気ビーズを用いたがん診断技術―センチネルリンパ節同定とMRI造影
阿部正紀(東工大)
13:45-14:30 磁気抵抗素子および磁気自己組織化に基づくナノ磁性粒子の検出
Adarsh Sandhu(東工大)
休憩 14:30-14:45
座長:中川 貴(東工大)
14:45-15:30 磁気インピーダンスセンサによる生体細胞磁気計測
内山 剛(名大)
15:30-16:15 SQUID高感度磁気センサを用いた磁性金属微粒子の検出
田中三郎(豊橋技科大)
16:15-17:00 微小磁気計測用SQUID磁束計の開発 −生体磁気計測と磁性微粒子計測−
小林宏一郎1、小山大介1、吉澤正人1、内川義則2、Quentin Pankhurst3(1岩手大、2東京電機大、3Univ. College London)
当学会では、研究会でのビデオ・写真撮影及び録音は遠慮いただいております。