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日本応用磁気学会第155回研究会
「磁気イメージング技術の最前線」

 近年、スピンの振る舞いを視覚的にとらえる磁気イメージングの技術はめざましい進歩を遂げております。今日では、ミリメータースケールから原子スケールまでの広範囲で磁気イメージングが可能となりました。いずれの磁気イメージング技術においても、いかに定量的に、また3次元的に、そして容易にスピン情報をとらえられるかが開発のポイントになってきております。これまでに実現している様々な手法・原理に基づいた磁気イメージング技術の長所と短所を的確にとらえることで、ユーザーはそれぞれの試料、目的に応じて最適なイメージング技術を選択できることでしょう。

 本研究会では、8種類の磁気イメージング技術の開発の最前線を、第一線で活躍されている講師の方々に紹介していただきます。各技術への理解を深めていただき、さらに皆様のニーズにあった磁気イメージング技術について議論を深めたいと考えております。磁気イメージング技術は、基礎から応用まであらゆる磁性分野において今後さらに重要かつ強力な手段となることは間違いありません。磁気イメージングをご専門とされる方のみならず、将来のユーザーとなりうる多くの分野からのご参加をお待ち申し上げます。
 
日時: 2007年7月20日(金)10:00〜16:40
場所: 中央大学 駿河台記念館680号室
東京都千代田区神田駿河台3-11-5 (JR・御茶ノ水駅、東京メトロ・新御茶ノ水駅より徒歩3分)
電話03-3292-3111
協賛:
(依頼中)
IEEE Mag. Soc. Japan Chapter、日本金属学会、電気学会、電子情報通信学会、日本物理学会、応用物理学会、日本表面科学会、日本顕微鏡学会
参加費: 無料(年間講読者、学生)
2,000円(会員、協賛会員)
4,000円(非会員)
資料代: 1,000円(会員、協賛会員、非会員、学生)
問合せ先: 日本応用磁気学会事務局
Tel: 03-5281-0106
オーガナイザ: 高梨弘毅(東北大)、柳原英人(筑波大)、山田豊和(学習院大)

プログラム:
座長:山田豊和(学習院大)
10:00-10:05 はじめに
柳原英人 (筑波大)
10:05-10:45 Kerr効果顕微鏡
−μmオーダの迅速な磁区構造観察と磁区内局所磁化方向の決定−

斉藤 伸1)、目黒 栄2)、赤羽 浩一2)、高橋 研1) (1)東北大、2)ネオアーク)
10:45-11:25 放射光を用いた磁気状態観察:磁気2色性・光電子顕微鏡
木下豊彦 (JASRI)
11:25-12:05 スピン偏極SEM
甲野藤真 (CERC)
昼休み 12:05-13:10
座長:高梨弘毅(東北大)
13:10-13:50 カーボンナノチューブを用いた磁気力顕微鏡
秋永広幸, 倉持宏実 (産総研)
13:50-14:30 走査型ローレンツ力顕微鏡
真島豊  (東工大)
14:30-15:00 MOSFETプローブを用いた走査型ホールプローブ顕微鏡観察
山口明啓、西藤洋将、宮島英紀 (慶応大)
休憩 15:00-15:20
15:20-16:00 電子線ホログラフィー
進藤大輔 (東北大)
16:00-16:40 スピン偏極走査トンネル顕微鏡
山田豊和 (学習院大)
当学会では、研究会でのビデオ・写真撮影及び録音は遠慮いただいております。