61.02

分野:
磁気応用
タイトル:
磁気センサの宇宙応用
出典:
Intermag 2009 (DA-01)
概要:
宇宙空間における磁界計測の目的と意義、ならびにその実現に適したセンサ方式と校正方法などをレビューした。
本文:
 計測の動機は地球周辺の磁界にpT~nTレベルの極超長波(300Hz~3kHz帯)時間変動があることで、この変動には地磁気と惑星間磁界(太陽風など)の結合・再結合が深く関与している。これを計測する磁気センサには0.1nT以上の高分解能、±50μT以上のダイナミックレンジ、許容誤差1ppm以下の高度な直線性が求められる。古典的なフラックスゲート型磁力計を三軸構成として用い、その標準校正にはスカラー型のフラックスゲート型磁力計が利用できる。地磁気計測や惑星磁気計測に活躍しているほか、飛行姿勢制御、国際標準地球磁場の決定にも使用されている。ここでも小形化は重要課題だそうである。  

(東北大学 山口正洋)