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第58回 磁気工学(旧ナノバイオ磁気工学)専門研究会

テーマ:磁気センシング技術とその応用

1.日時:

 2016年3月4日(金)14:00~16:15

2.会場:
国立大学法人東京工業大学田町キャンパス
キャンパス・イノベーションセンター東京5階リエゾン室501AB
住所:〒108-0023 東京都港区芝浦3-3-6  TEL: 03-5440-9020
JR山手線・京浜東北線田町駅下車芝浦口 徒歩1分
ACCESS: http://www.cictokyo.jp/access.html
3.プログラム:
 
 14:00~15:00
「電子制御モータを生んだ薄膜磁気センサ技術の歴史と現状」
柴崎一郎氏 (豊橋技術科学大学 特命教授)
(休憩)
 
 15:15~16:15
「超伝導センシング(SQUID)技術の開発及び革新的な応用」
塚田 啓二氏 (岡山大学 大学院自然科学研究科 教授)
4.オーガナイザー:
Adarsh Sandhu (電通大) sandhu_at_uec.ac.jp
間宮 広明 (物質・材料研究機構) MAMIYA.Hiroaki_at_nims.go.jp
野田 紘憙 (和歌山大) knoda_at_center.wakayama-u.ac.jp
高村 司 (豊橋技科大) takamura_at_eiiris.tut.ac.jp
吉田 敬 (九大) t_yoshi_at_ees.kyushu-u.ac.jp
5.参加費:
無料
6.入会希望連絡先:
代表世話人 Adarsh Sandhu (電通大)sandhu_at_uec.ac.jp

注:(_at_ は @ にしてご使用ください。)

【講演概要: 電子制御モータを生んだ薄膜磁気センサ技術の歴史と現状】
高感度InSb薄膜のホール素子は、開発以来、パソコンや家電製品などの電気、電子・情報機器に多数使われている電子制御モータ技術を生んだ非接触センサである。今も毎年10億個レベルで使われており、累積生産量は300億個を超える。電気学会第7回「でんきの礎」顕彰に於いて社会で役立った磁気センサとして顕彰された。講演では、薄膜ホール素子の歴史と電子情報産業への貢献、従来比20~30倍の高感度のホール素子を生んだInSb薄膜の蒸着技術、単結晶薄膜や量子井戸を大面積で製作するMBE技術、更にホール素子を軟磁性フェライトで上下からサンドイッチし、磁界検出感度を材料技術で不可能な3~6倍高感度化する磁気増幅技術等の歴史を紹介する。

【講演概要: 超伝導センシング(SQUID)技術の開発及び革新的な応用】
最も高感度な磁気センサである超伝導量子干渉素子(SQUID)を各種応用展開してきた。低温系超伝導LTS-SQUIDを用いた臨床用の心磁計を実用化し、同時に疾患解析法を開発してきた。近年バイオ応用として磁気マーカーの磁気応答特性を用いた磁気ナノ粒子イメージングや免疫分析などが研究されている。このため磁気マーカーのM-H特性、高調波特性、緩和特性など基礎特性を評価できる装置を高温系超伝導HTS-SQUIDを用いた磁気計測装置を開発した。また、農業や建築分野の応用として微弱な水の反磁性を用いて、穀物や土壌、コンクリートの磁気的水分量計測手法を新たに開発した。最近大きな社会問題となっているインフラの老朽化の対策としてHTS-SQUIDを用いた非破壊検査装置の研究開発にも着手した。これらを総合的に紹介する。