第66回強磁場応用専門研究会

 今年度博士の学位を取得される横浜国立大学の大塚雄樹氏と、2020年度に学位を取得された信州大学の大塚隼人氏に、それぞれの学位論文に関する内容についてご講演いただくことになりました。できるだけじっくりとお話を伺い、議論するため、講演時間を長めにとっています。またとない機会ですので、是非、ご参加いただければと思います。

共 催:

低温工学・超電導学会2022年度 第3回 時空間変調磁場の制御と応用に関する調査研究会
日 時:

2023年3月22日(水)13:30~16:25
開催場所:
ハイブリッド開催
現地会場:大阪大学東京ブランチ(東京・日本橋) 912会議室
(〒103-0023 東京都中央区日本橋本町2丁目3番11号 日本橋ライフサイエンスビルディング9階)

参加費:
無料

申し込み:
申込フォーム
参加ご希望の方は上記申込フォームからご登録ください。
Web参加の方には、追ってアクセス情報をご案内します。
*現地会場で参加申込受付は行いません。必ず参加登録をしてご参加ください。
世話人:
秋山庸子(阪大) yoko-ak_at_see.eng.osaka-u.ac.jp
廣田憲之(物材機構) hirota.noriyuki_at_nims.go.jp
山登正文(都立大)yamato-masafumi_at_tmu.ac.jp
(_at_を@へ変更してください)

プログラム
13:30~13:35
開会挨拶
13:35~14:55
強磁場中成形法で作製されるセラミックスの焼結挙動と機械的特性に及ぼす結晶異方性の影響

○大塚雄樹 (横浜国大)

本研究では、強磁場中成形法で作製されるセラミックスに共通する異方性に着目した。まず、強磁場中成形法で作製したアルミナ成形体のマスターシンタリング理論に基づいた異方性焼結収縮挙動の連続的な解析を行った。次に、回転磁場と湿式ジェットミルの併用により高度にc軸配向したハイドロキシアパタイトセラミックスを作製し、その機械的特性を評価し結晶異方性に起因した結晶粒子、粒界の強度がバルク体の破壊靭性に及ぼす影響を明らかにした。

休憩(10分)
15:05~16:25
強磁場下および微小空間中のイオン液体の相転移

○大塚隼人 (信州大)

イオン液体(IL)はイオンのみから構成される常温で液体の塩である。ILを構成するイオンは比較的嵩高い構造を有し,構造の柔軟性が高いためイオンが様々な配座を持ち,ILには結晶多形が存在する。我々はイオン液体の強磁場や微小空間における擬高圧環境下での特異な相挙動を見出した。反磁性ILに3 T 以上の強磁場を印加した時の磁場誘起相の形成と微小空間中で磁性ILが示す室温を含む高温領域での反強磁性相互作用について紹介する。