第242回研究会

宇宙空間で使われる磁気技術

近年,宇宙環境をめぐる様々な研究開発が官民を問わず活発になっており,我が国でもここ数年は宇宙関連予算が毎年20%以上のペースで増額されています.宇宙空間ではその過酷な環境ゆえに,地球上で用いられている技術をそのまま展開することが困難であり,これを克服するために様々な磁性材料や磁気技術を用いた多くの試みがなされています.本研究会では,関連する分野でご活躍の6名の研究者をお招きし,宇宙空間における磁気技術の応用に関する現状や材料開発への適用例,将来展望などについて講演していただきます.多くの方のご参加をお待ちしております.

*参加者には、PDFで研究会資料を配布、
「冊子を購入する」を選択された方には、研究会終了後に資料冊子を発送いたします。

日時:
2023年5月23日(火)13:00 ~ 17:20
場所:
オンライン開催(Zoom)
参加申込:
申込フォーム
参加費(PDF版資料代含む):
無料(研究会資料予約購読者,学生)
3,000円(会員,賛助会員,協賛学会の会員)、6,000円(非会員)
冊子資料:
2,000円(会員,賛助会員,協賛学会の会員,学生)、4,000円(非会員)
*参加費・資料代は消費税込み金額です
一度受け付けた参加費は返却いたしません
支払方法:
PayPal(クレジットカード決済)または 銀行振り込み
*PayPalを選択:登録のメールアドレスへ請求書をお送りいたします。
PayPal(クレジットカード決済)メール請求書の決済手順
*銀行振り込みを選択:下記口座まで参加費をお振込みください。

銀行振込 三菱UFJ銀行 神保町支店
(店番013)普通預金2259640
口座名義 公益社団法人 日本磁気学会
申込・支払期限:
2023年5月19日(金)
協賛:
応用物理学会,電気学会,日本化学会,日本物理学会, 電子情報通信学会, 日本金属学会, IEEE MAG-33 Sendai/Tokyo/Shin-Etsu/Nagoya/Kansai-Shikoku/Fukuoka Chapters
問い合わせ先:
日本磁気学会事務局 TEL:03-5281-0106
オーガナイザ:
国橋要司(NTT物性研),谷川博信(ソニーセミコンダクタ),羽尻哲也(村田製作所)
事前の申し込み、参加費の支払いが必要です。
参加費のお支払を確認後、会場URLをご案内いたしますので、お早めにお申し込みください。
プログラム

座長:国橋要司(NTT物性研)

13:00 – 13:40
Significance of MRAM for Radiation-Hardened Microelectronics and Space Applications(英語講演)

○Thomas D. Boone(Western Digital)

13:40 – 14:20
磁気トンネル接合の銀河宇宙線耐性と興味深い磁化反転(英語講演)

○小林大輔(JAXA)

14:20 – 15:00
アモルファスワイヤの磁気特性測定方法

○岩田成弘(電子磁気工業)

休憩(20分)
座長:羽尻哲也(村田製作所)
15:20 – 16:00
宇宙放射線防御と推進力発生機構を兼ね備えた磁気プラズマシールドの性能評価

○梶村好宏(明石高専)

16:00 – 16:40
小型衛星の姿勢と軌道運動の制御における磁気技術の応用(英語講演)

○稲守孝哉(名大)

16:40 – 17:20
Magnetically-induced Phase Separation for Efficient Hydrogen and Oxygen Production in Microgravity Environment (英語講演)

○Katharina Brinkert(Univ. of Warwick)

当学会では,研究会でのビデオ・写真撮影および録音はご遠慮いただいております.