日本磁気学会専門研究会

化合物新磁性材料研究会

Last Update 2014年12月18日


研究会のお知らせ

第50回 新超伝導体の探索と物性研究 (2014年7月4日)

第49回 Magnetic Study Using Quantum Beam Spectroscopy (2013年9月4日)
第37回日本磁気学会 学術講演会シンポジウム との共催

第48回 L10型FeNi規則合金 (2013年6月7日)

第47回 生体物質の物理 (2013年5月24日)
日本磁気学会 第190回研究会 との共催

第46回 インターカレーション化合物の最近の進展 (2013年3月15日)

第45回 磁気測定の新展開 (2012年12月27日)

第44回 スピントロニクス材料の新展開 (2012年6月21日)

第43回 キラル磁性体の構造と磁性 (2012年3月2日)

第42回 薄膜・ナノ構造における磁性研究 (2012年1月27日)

第41回 Magnetic and magneto-transport properties in graphene (2011年9月29日)
第35回日本磁気学会学術講演会シンポジウム との共催

第40回 化合物磁性研究に有用な中性子と放射光実験の現状 (2011年9月9日)

第39回 三角格子磁性体における新しい物性 (2010年12月15日)

第38回 スピン・クロスオーバーの物理 (2010年10月8日)
日本磁気学会第174回研究会 との共催

第37回 Fe系超伝導体における最近の話題 (2010年8月23日)

第36回 熱電材料と場の理論(2010年2月24日)

第35回 遷移金属化合物における最近の話題-新物性探索から応用まで(2010年1月28日)

第34回 有機導体における磁性と伝導に関する最近の話題(2009年12月16日)

第33回 Recent Topics on Multiferroic Materials (2009年9月13日)
第33回日本磁気学会学術講演会シンポジウム との共催

第32回 酸化物遍歴電子磁性体における最近の話題(2009年3月6日)

第31回 層状Fe化合物での新超伝導体探索 〜銅酸化物に迫れるか〜(2008年12月19日)

第30回 圧力によって誘起される新しい磁性と高圧研究の現状(2008年10月30日)

第29回 中性子による磁性研究の最近の展開とJ-PARC大強度中性子源の実現による今後の展望 (2008年5月16日)
日本磁気学会第160回研究会 との共催

第28回 最近の金属間化合物の超伝導物質探索 (2008年3月17日)

第27回 凝縮系物理学と地球惑星科学の邂逅 (2007年12月12日)

第26回 ハーフメタル物質の材料探索・合成・物性 (2007年9月13日)
第31回日本応用磁気学会学術講演会シンポジウム との共催

第25回 磁気的フラストレーションが誘起する異常磁気伝導現象 ー 異常ホール効果を中心に ー  (2007年6月20日)

第24回 強磁性相関を内在する超伝導体の最近の話題 (2007年3月2日)

第23回 磁性を引き金にした遷移金属化合物の新機能 − マルチフェロイックを中心に − (2007年2月9日)

第22回 Mn系磁性材料の物性と応用 (2006年10月18日)
日本応用磁気学会第150回研究会と共催

第21回 原子内包化合物を中心とした最近の話題 (2006年10月11日)

第20回 光誘起相転移に関する最近の話題 (2006年3月3日)

第19回 超ウラン化合物の最前線 (2005年12月16日)

第18回 磁気エントロピーとその応用 (2005年9月19日)
日本応用磁気学会シンポジウムと共催

第17回 最近の超伝導物質探索 〜軽元素から成る化合物を中心に〜 (2005年6月15日)

第16回 重い電子系化合物における最近の話題 (2005年3月11日)

第15回 最近の新しいインターカレーション化合物とその物性 (2005年1月21日)

第14回 磁性材料における新しい研究手法 (2004年10月15日)

第13回 高温超伝導体薄膜材料の15年史  (2004年5月19日)
日本応用磁気学会第136回研究会と共催

第12回  超伝導物質探索の現状:さらなる新規超伝導体の創成を目指して (2004年3月9日)

第11回  遷移金属元素を含む化合物の光応答 (2003年12月12日)

第10回  磁気物性に基づいた熱電現象 (2003年9月18日)

第9回  超伝導物理の発展:銅酸化物の先に (2003年6月27日)

第8回  錯体および酸化物におけるスピンクロスオーバー現象 (2003年3月14日)

第7回  磁気対称性に関する諸物質・諸現象 (2002年12月4日)

第6回  ナノスケールの構造ゆらぎと新物性 (2002年9月18日)
日本応用磁気学会シンポジウムと共催

第5回  (Ca,Sr,Ba)-Cu-O系の物質合成と新展開 (2002年6月28日)

第4回  フラストレーションが内在する化合物の特異な物性 (2002年3月12日)

第3回  遷移金属・貴金属系磁気記録材料の磁気物性と磁区構造
日本応用磁気学会第122回研究会と共催 (2002 年1月18日)

第2回  希薄磁性半導体における強磁性の発現

第1回  機能性セラミックスとしてのホウ化物



会の主旨

日本応用磁気学会の専門研究会として超伝導マグネティクス研究会が設置され,ほぼ 10年が経過しました。

発足当時は新物質探索が盛んであった酸化物高温超伝導体の研究も,現在は実用化を目指した応用研究と,良質単結晶による正確な測定を基礎にした精密科学へと分化し発展を続けています。その一方,高温超伝導体の周辺で,新磁性体に関わる新現象が続々と発見されてきました。たとえば,マンガン酸化物に見られる巨大磁気抵抗効果や,1次元・2次元の反強磁性体が示す特異な量子効果(スピンギャップなど),磁気相互作用によって伝導電子の有効質量が増大する現象(重い電子)などです。これらは,高温超伝導に深く関与している電子相関(電子間のクーロン相互作用)が,銅酸化物とは別の形態で物性に顕れたものであり,電子相関の多様性の好例といえます。電子相関は磁性の源であり,最近10年間で発見された新物性の多くは,磁性体において発見されていきました。その意味では,磁性材料は次世代の新機能性材料の宝庫となりつつあります。また高温超伝導研究は,これらの電子相関の強い材料全体の理解が必要不可欠であるというのが,研究者のコンセンサスになりつつあります。

こうした現状を考慮し,超伝導マグネティクス専門研究会を発展的に解消し,巨大磁気抵抗酸化物や重い電子系など磁気物理の研究分野全体を包括した新しい専門研究会「化合物新磁性材料専門研究会」の設置しました。情報化社会を支える新機能物質の開発,地球環境や省資源を考慮した新物質開発の役割はますます重要になっています。本研究会では,特異な電子相関効果を示す新磁性材料に見られる物性と機能の研究を通じて,新機能磁性材料開発の可能性を明らかにすることを目的とします。

メンバー

 
代表幹事 秋光 純 青学大
幹事 井上 順一郎 名大
  佐藤 英行 首都大
  坂本 功 名工大
  高畠 敏郎 広大
  西原 美一 茨城大
  森下 忠隆 超工研
  佐藤 徹哉 慶大 
企画委員 大石 一城 総合科学研究機構 
会計幹事 和達 大樹 東大物性研 
世話人 上原 政智 横国大
  寺崎 一郎 名大
  川中 浩史 産総研
  高野 良紀 日大
  的場 正憲 慶大
  鬼頭 聖 産総研
  青木 勇二 首都大
  京免 徹 群馬大
  陰山 洋 京大
  小野 寛太 高エ研 
  村岡 祐治 岡山大 
  辺土 正人 琉球大 
  本橋 輝樹 北海道大 
  小林 義彦 東京医科大 
  大串 研也 東北大 
  寺田 典樹 NIMS 
  鴻池 貴子 NIMS 
  小林 航 筑波大 
  岡本 佳比古 名大 
  近松 彰 東大 
  小嗣 真人 高輝度光科学研究センター 
  村中 隆弘 電通大 
  水口 佳一 首都大 

連絡先

東京大学 理学部 近松 彰