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過去の学術講演会
 

第23回 日本応用磁気学会学術講演会

会期 :1999年(平成11年)10月5日(火)〜8日(金)
場所 :北九州国際会議場(北九州市小倉北区浅野3-9-30、会場案内はこちら)
一般講演申込締切 : 1999年(平成11年)6月16日(水)(締切ました)
論文特集号原稿締切 :カメラレディー原稿のみを受け付けます。
原稿フォーマット(MS Wordファイル/PDFファイル)のダウンロードはこちら
1999年(平成11年)10月27日(水)(消印有効)
講演会プログラム 開催案内と講演会プログラムの速報版をホームページに掲載しています。
事前登録 本年も講演会当日の受付の混雑を避けるため、8月27日(金)まで講演会参加の事前登録をおこないます。
当日登録にくらべて、
  ・廉価になる、
  ・講演概要集が確保できる、
  ・会場受付の待ち時間がなくなる、
等のメリットがあります。


学術講演会に関連する日程

5月21日(金) 招待講演推薦〆切(本年は〆切ました)
5月11日(火) シンポジウム講演募集〆切(本年は〆切ました)
6月16日(水) 一般講演募申込(概要集原稿提出)〆切(本年は〆切ました)
6月24日 シンポジウム講演の概要集原稿〆切
7月 1日 事前登録・懇親会参加予約の案内発送(会誌綴込)
8月27日(金) 事前登録・懇親会参加予約の〆切
9月 1日 プログラム冊子発行(学会誌と同送)
9月 中旬 講演会参加券(引換券)・懇親会予約券を発送
10月 5日(火)
〜 8日(金) 講演会開催

10月27日(水) 論文特集号原稿〆切(通常号への投稿も歓迎します)

 



実行委員会報告
  第23回学術講演会は1999年10月5日(火)から4日間の日程で、北九州市の玄関口・小 倉駅の北口の北九州国際会議場において開催された。九州での開催は,1972年福岡市 での日本学術振興会137委員会主催の第4回大会以来、実に27年ぶりであった。北九州 市は米国のハイテク都市ピッツバーグ市をモデルとして鉄の街からの転換を目指して おり、学会の誘致に非常に熱心で,今回の学術講演会は北九州市共催の形を採り,運 営費の一部を市から援助していただいた。会場周辺は北九州市のコンベンションゾー ンとして再開発され,他のメッセ施設と共に多くのホテルが建設されており,交通の 便も良く,参加者の方々の評判は大体良かったようである。
  今年度の参加者は951名で講演申込み件数は529件であった。講演会は例年7会場での パラレルセッションで進められるが,会場の建物が著名な建築家の設計による特徴あ るもので,6会場を確保するのが精一杯であった。そのために一部椅子のみの会場や 狭い会場もあり,ご不便やご迷惑をおかけしました。それを補うために、本学会では 初めての試みであったが、初日と三日目の午後にポスターセッションを開設した。さ らに,ポスターセッションを支援するためにセッションの後半30分からビアスツー ブを開き,無料の生ビールのサービスを行った。二日間で68件のポスターの発表が あったが、二日ともセッションは大盛況で、ビールを片手に遅くまで活発な議論が行 われる光景が見られた。ビールは当初準備していた量の1.2倍が必要であったが,その 効果は絶大であった。これが懇親会の予想を超える盛況にもつながったようである。
  特別講演会では,鉄の街に相応しい過去と将来の題材を選び,九州テクノリサーチ の大澤正巳氏に"日本の鉄の源流を求めて〜金属学的見地からのアプローチ〜"、新日 本製鐵の黒木啓介氏に"鉄鋼業を中心にしたエネルギー問題への取り組み"をお願いし た。両氏の語り方は全く異なったが,共に好評であった。
  さらに,会場外では,北九州市との共催行事として、学術講演会に先立ち4日(月 )の午後、企画理事の荒井賢一先生(東北大)に市内の山の口小学校で,小学6年生 の児童を対象にした市民公開講座(出前講義)をお願いした。磁気の不思議と面白さ を実験を交えて巧みになされた講義は,翌日の新聞に写真入りで大きく掲載紹介され た。講師を快諾いただき実験器具を遠路持参いただいた荒井先生に改めて感謝します 。子供達や先生方がたいへん喜ばれたと聞いており,今後もこの種の企画が続けられ ればと考えている。
  今回の北九州の学術講演会は,実行委員と事務局をお願いしたオール九州・沖縄・ 山口の各大学・高専の多くの先生方と地元企業の方の心意気と協力があって成功裡に 終わったと考えている。北九州市の援助はあったが,現在の不況の下で運営費を補う ための寄付集めは難航した。実行委員の中から企業の寄付に頼る運営をこの際止めに して,学会本来の在り方でやろうと言う意見も多く出された。そこで,寄付は一部頂 いたものの,打ち合わせに集まる遠方の委員の先生方,および,大分大,長崎大,九 工大の院生諸君などによるボランティア的活動で多くを支えていただいた。院生諸君 も非常によく働いてくれたと感謝している。
  学術講演会の準備と運営にたずさわってみて,過去の会の委員の方々のご苦労がよ く分かった次第であるが,特に,東京以外の地方で開催する場合,地元の負担は非常 に大きいと思われる。地方での開催は意義のあることであり,学会は学術講演会の実 行委員会の負担を軽くするために,財政上の方策を早急に検討すべきである。
  最後に,会期中に実行委員や事務局のメンバーに労いや励ましの言葉をかけていた だいた会員の方々に,改めてお礼申し上げます。
(実行委員会 山崎二郎、八木正昭)



企画委員会報告
  第23回日本応用磁気学会学術講演会が,北九州国際会議場において10月5日から8日 にかけて開催されました。日本応用磁気学会になってからは,初めての九州での開催 でした。昨年は,北海道,今回は九州と関東から遠方の開催が続き,厳しい経済環境 と合わせてどの程度参加者があるか心配されましたが,経済状況にやや明るい兆しがみられたこと もあって,昨年より多い951名の方にご参加いただきました。最近の講演会では,何度 か台風にたたられることがありましたが,今回は大型の台風も1週間前に過ぎ去り,お おむね天候にも恵まれました。ただ,最終日の翌日には,新幹線のトンネルのコンク リート破片の落下事故で列車が止まり,一部の方の帰路に影響があったようです。
  今回の会場については,小倉駅から徒歩5分ほどという便利さと,新しく快適な講演 会場ということで非常に好評でした。また,受け付けのスペースも十分に広く,例年 になく初日の登録がスムースであったため,逆に初日午前の出足が悪いのではと心配 したほどでした。
  講演の申し込みは,昨年より12件ほど多い529件でした。いつもどおり磁気記録関連 の講演が多かったこと,昨年磁気記録の講演が最終日の18時まであり,やや不評であ ったことから,今回は,ポスターセッションを応用磁気の講演会としては初めて導入 いたしました。午後3時からのポスター会場には,予想以上の参加者が集まり,盛んな 議論が繰り返されました。ポスターの導入は,おおむね好意的に受け入れていただい たと感じています。今後も積極的にポスター講演を行うべきかどうかについては,皆 さんからのご意見を伺って検討したいと思いますので,ご意見があればぜひ事務局ま でお知らせ下さるようお願いいたします。また,今回は,シンポジウム講演として, 「交換スプリング磁石の現状と展望」,「磁気記録媒体の技術動向と将来展望」,「 高周波化・小型化が進む電源トランスの現状と将来展望」および「遷移金属化合物磁 性のトピックス −強相関電子系の新展開−」の4つを取り上げましたが,予想以上に 参加も集まり,討論も活発で有意義なシンポジウムとなったと思います。また,昨年 に引き続き,荒井賢一教授(東北大)には小学6年生を対象とした市民講座を山の口小 学校にて開いていただきました。翌日の新聞には,大きく写真入りで記事が掲載され ,楽しい講義の様子が紹介されていました。
  最後になりましたが,今回の講演会が盛況のうちに終わることができましたのは, 実行委員長を始めとする九州,山口地区の実行委員の方々,アルバイターの学生諸君 のご尽力の賜物であり,ここに深く感謝いたします。
  来年の第24回学術講演会は,2年ぶりに関東に戻り,早稲田大学理工学部にて9月12 日(火)から15日(金)まで開催する予定です。本年以上に多くの方が参加され,皆 さんの活発な討論によって稔ある講演会にしていただけるよう願っております。
(企画幹事:岩田聡)